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いろは坂を上がってくるときには雨が降っていて、軟弱者のおいらはよほど引き返そうかと思ったけど、せっかくなので山の姿を見てから帰ろうと進んでみたら、中禅寺湖の湖畔は雲ってはいたけれど雨は降っていなかった。
で、志津乗越への林道を途中左折し、太郎山の登山口に到着。曇ってはいたが、空はうっすらと明るかったので、出発。 |
少し登ったら、空が明るくなった。 後ろを振り向くと、こんな雲海。
つまりこの日は雲が低く、下界は雨でも山の上はほとんど晴天の状態だった。 |
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高い山は雲の上に頭を出していたが、見渡す限りの雲海は飛行機から見えるそれとはまた違い、不思議な空間だった。 この雲の下に中禅寺湖がある。 |
1時間30分のぼると新薙(こんなガレ場)、その上空の青空につられて道らしき場所を登るが写真の右上の岩の上まで進んだものの、その先にはまったく道の気配なし。困った。
前にこのコースは下りてきたことはあったので、記憶をたどりながら周りを眺めていると、 |
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ずっと下のほうに岩に書かれていたこの標識を発見、ほっとした一瞬だった。
結局、青空に見とれないで、しっかり前を見ていればこれより大きな目印があったことに気がついたのは、帰り道のことだった。 |
新薙を過ぎるとこんな草原に出る。 「お花畑」という名前だが、高山植物は昔の盗掘で絶滅してしまったそうだ。 |
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お花畑からは15分程度で太郎山の頂上。到着時間は7:43だった。 この日はここまで誰とも会わなかったし、どうやらおいらが一等賞だったようだ。 |
登ってくるときには見えなかった反対側も当然ながら雲海だった。 雲海の浮かぶのは白根山。 |
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せっかくなので、小太郎山まで往復した。 その途中の剣が峰で撮った男体山・・・・
で、この写真を最後にデジカメが壊れた。 |