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庚 申 山

ー 2005.7.30 −

銀山平に建つ国民宿舎かじか荘の先は舗装されているにもかかわらず土砂崩れのため車は入れない。

もうずいぶん前からのようで、復旧の見込みもないようだ。

ここから山登りが始まる一ノ鳥居までは1時間ぐらい。

舗装されているのも半分程度

その後はこんな砂利道をすすむ

一ノ鳥居の手前にある「天狗の投石」

斜面に積み重なっている大きな岩、岩、岩

足尾の七不思議のひとつだそうだ。

左に進むと庚申七滝があるが

それは帰りのお楽しみにとっておいて、

先を急いだ。

ここからがいよいよ登りになる

渓流に沿って右に左に橋を渡りながら雑木林の中を歩くのはなんとも心地よい。

カエデの木も多かったので紅葉の時期にはもっとよさそうだ。

 

百丁目の道標

1863年に立てられたそうだ。

足尾町にある磐裂(いわさく)神社から、

庚申山の猿田彦神社までが114丁あって、

その百丁目がここ。

一ノ鳥居から30分程度で到着するのは「鏡岩」

名前の謂れは漁師と娘の悲しい話がもとなようで、その話は看板に書かれていた。

(知りたい方は下の写真を右クリックして保存してから大きくして読んでください)

夫婦蛙岩、

夫婦円満のご利益があるんだとか・・・

 

登ってきて下からでなくて通り過ぎて

振り向かないとこんな風にはみえません。

 

鏡岩から15分で

←仁王門

これを過ぎると10分で猿田彦神社跡

 

猿田彦神社跡にあったお山巡りコースの案内図

左に進むと庚申山荘があってそのまま山頂へ

おいらは右のお山巡りコースへ

 

 

すぐに岩場になるのかと思いきやまったくその気配がなく、ひたすら笹薮の急登り、これには参った。

カメ岩(だと思う→)の下を潜ると難所のスタート

屏風岩(↓)に沿ってすすむと

こんな(↑)岩やこんな(→)岩の隙間を見ながら足場の悪い道をすすむ。

ずいぶん前に整備しただけなのか、所どころにかかっている橋もこんなふうに傾いているものが多かった。道も細く崩れているところもあったりして、そうとう危険な道だった。

めがね岩がだいたい中間地点、

まだまた険しい道のりがつづく。

 

そうそう、この梯子(写真の左の方のガケの切れ目に見える)が気がつかなくて

いったいどうやって進むんじゃいと悩んだりして、

こうやって見るとすごいガケに見えるけど、

実際にすごかった。

 

千丈の岩戸(→だと思う)を過ぎると大胎内(↑)

やっとお山巡りの終点。でも、本来はこっちがスタートのようで、「大胎内」の札は向こう側についていた。

大胎内を出ると山頂と庚申山荘への分岐点、

山頂までは700メートル

庇のような岩の下を通り歩きにくい赤土を鉄の梯子やクサリを使いながら登る

その後、急なヤセ尾根を過ぎると林になりまもなく山頂に到着。山頂は狭くて何もなかったのでとりあえず記念写真。

看板(↑)には標高1901メートルとあったが、本では1892となっていた。どっちが本当だろうか。

山頂からちょっと進むと展望台になっていて、

晴れていれば皇海(すかい)山が写っていたんだけど、残念でした。

降りはさっきの分岐点を山荘方面にすすんだ。

やはり鉄ハシゴやクサリ場があったが、

こんな(→)丸太を利用したハシゴもあった。

←初ノ門

写真ではよくわからないが、左の白いのが柱でその向こう側が通れるようになっている。

 

滝というのには量は少なかったがこの(→)合間から水が流れていたのでたぶんこれが「裏見の滝」、この岩の下を通る。

と、まもなく旧山荘の跡地。こんな(↓)小さな鳥居があった。

あとはふたたび登ってきた道を戻ってきたが、

上のほうでは雷が鳴り始め、雨が降ってきたりしたが、さいわい広葉樹林だったのであまり雨にもかからず降りてこれた。途中で山頂を目指している人にあったがあの人たちは大丈夫だったのだろうか。

で、一ノ鳥居の手前で「庚申七滝」に寄り道。

7段になっているようで、その途中に橋があってその橋からみた滝の上部が左、下部が下の写真。

実に勇壮な滝だった。

滝の下にも下りることができたが、

この橋からの眺めが一番よかった。

この滝を見るだけでも

1時間は歩かないと見れないのだから

隠れた名爆なのかも知れない。

その後車にたどり着くまで出発から6時間半、

少々歩き過ぎだったけど、実に楽しかった。

 

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